もう観た?君の名は。の新海誠監督の作品一覧と感想。無料動画を観る方法も♪

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※この記事は微妙に各作品のネタバレ含みますのでご注意ください。


君の名は。を見終わって、新海監督の作品を他にも観たくなり、

dTVの無料期間を利用して全作品観てきました。


※dTV:ドコモの動画配信サービスです。1ヶ月のお試し無料期間があり、

    いまなら新海監督の作品が全て観れます。





この記事では、このサービスを利用して視聴した新海監督作品の特徴&感想を書いていきます!

目次












新海監督の作品に共通の特徴2つ



全部観て気づきましたが、新海監督の作品には2つの特徴がありました。


    • 映像美

  • 切ない恋物語


■映像美

君の名は。にもありました、写真と見まごうばかりの風景描写の緻密さは全作品共通。

雨、草木、そして空と光が素晴らしく美しい。


特に、空と光の描写はこだわられていらっしゃるのか、多くの作品の、

ここぞ!というシーンで↓のように美しい光と空が描かれていました。

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この美しさが登場人物の感情とリンクすることで、見終わって時間が経ったいまも

いくつものシーンが鮮烈に記憶に残っています。



■切ない恋物語

『君の名は。』の瀧と三葉も途中で会えなくなり、そして記憶から名前も消え、

相手の名前も思い出せなくて走り、すれ違う二人の切なさがたまらなかったかと思います。


この『切なさ』は新海監督の他作品にも多く見られました。


すれ違い、胸が締め付けられる。

そんな感情をぐいぐい呼び起こしてくれます。


『言の葉の庭』とか、やばかったです。



次に、個別の作品について。


『彼女と彼女の猫』の紹介・感想


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■作品紹介と感想

新海監督が1999年に作成した、全編5分ほどの自主制作アニメ。

驚愕するのは、この作品全てをほぼ監督1人で作りあげているということ(音楽は天門さん)。


一人暮らしの女性に拾われた捨て猫の視点から女性の日常を描いており、

なんでもない日常のひとつひとつが特別なんだ、と思わせてくれる作品です。


【本編(Youtube/公式)】




『ほしのこえ』の紹介とネタバレあり感想


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■あらすじ

2047年。長峰美加子は、異生命体『タルシアン』を攻撃する為に組織された国連宇宙軍のメンバーとして地球を離れる。
想いを寄せながらも、告白出来ないまま高校に進学して別れた中学時代の同級生、寺尾昇と携帯電話のメールで連絡を取りながら。

ところが、彼女が搭乗するリシテア艦隊が地球から離れるにつれ、メールの往復に要する時間が長くなってゆく。

やがて、艦隊は地球から8.6光年離れたシリウスにワープすることになる。
シリウスから昇にメールが届くまで、片道約8年7ヵ月。

その頃には、昇は24歳になるというのだが……。


■作品紹介と感想

30分弱の短編アニメです。

そしてまたも驚愕の新海監督1人による制作。


監督・脚本・演出・作画・編集:新海 誠。

鬼ですか。というか神様です。


これだけの作業をこなしながらも、中身にも決して雑なところはありません。


特に、新海監督の持ち味である風景描写の美しさ。

空の描写が際だって美しく、かつ登場人物の心理とリンクしたものになっています。



また、あらすじにもありますが、最初は近くにいる2人がどんどん遠ざかっていく。

そして最後。届くまで8年。どんどん遠ざかる物理的な距離と心に切なくてたまらなくなります。


「ここにいるよ」


お互いの声は伝わらないけど、思っていることは同じだと信じている。

たまりませんでした。


■予告動画





『雲のむこう、約束の場所』の紹介・ネタバレあり感想


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■あらすじ

日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。
米軍統治下の青森の少年・藤沢ヒロキと白川タクヤは、同級生の沢渡サユリに憧れていた。

彼らの瞳が見つめる先は彼女と、占領下の北海道に建設された、謎の巨大な「塔」。

その白い塔は、空に溶けるほどの高みまで遥か続く。

『いつか自分たちの力であの「塔」まで飛ぶ』

その約束を胸に軍の廃品を利用し、山中の廃駅跡で小型飛行機を組み立てる二人。

サユリも「塔」も、今はまだ手が届かないもの、しかしいつかは触れることができる…二人の少年はそう信じていた。


だが中学三年の夏、サユリは突然、東京に転校してしまう。


うやむやのうちに飛行機作りも投げ出され、ヒロキとタクヤも別の道を歩き始める。

三年後。

タクヤは政府諮問の研究施設に身をおき、サユリへの憧れを打ち消すように「塔」の研究に没頭していた。
一方で目標を喪失したまま、東京で一人暮らしを送るヒロキは、いつからか頻繁にサユリの夢を見るようになる。

そこでのサユリはどこか冷たい場所にいて、自分と同じように、世界に一人きりとり残されている。

そんな中、ヒロキに届けられた、中学時代の知り合いからの手紙。
その封を開いたヒロキは、サユリがあの夏からずっと原因不明の病により、眠り続けたままなのだということを知る。

サユリを永遠の眠りから救おうと決意し、タクヤに協力を求めるヒロキ。
そして眠り姫の目を覚まそうとする二人の騎士は、思いもかけず「塔」とこの世界の秘密に近づいていくことになる。



■感想

難しい!

非常に話が難しい。


軽い気持ちで「さあ、観てみよ~」と一度観たあと。?が頭の中にいくつも浮かびます。


南北分断されたIFの世界。SF要素がそこかしこにちりばめられ、

新海監督作品の持ち味である風景描写も健在。


エッセンスで言うと、私の好みなのですが、登場する理屈だったりシステムの名前がかなり難解、

かつ怒濤の勢いで現れるので、理解するのがかなり大変です。


ただ、けっしてダメな作品というわけではなく。


ネタバレになってしまいますが、

劇中、サユリを起こすことは世界を崩壊させることに繋がっていることが途中で判明するのですが、

それが判明したあとに突きつけられる選択。


「サユリを救うのか、それとも世界を救うのか-」


この選択を選んだあとの流れ、そして結末の切なさは1級品です。


...理解するには気合いがいるので、気合い入れて観てみてください笑



■予告動画




『秒速5センチメートル』の紹介・ネタバレあり感想


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「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」3本の短編から構成されている作品です。


■あらすじ

・桜花抄

二人だけに過ぎてゆく日々と、二人だけで広がっていく世界。
東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は、親の転勤で引っ越したばかりの家庭環境も同じながら、
引っ込み思案で体が小さく病気がちなところも同じだった。

二人はやがて、お互い似たもの同士で、次第に意識しあうようになるが……



・コスモナウト

種子島-夏。
この島に暮らす高校三年の澄田花苗の心を今占めているのは、島の人間にとっては日常化したNASDA(宇宙開発事業団)のロケット打ち上げでも、
ましてやなかなか決まらない進路のことでもなく、ひとりの少年の存在だ。

中学二年の時に、東京から引っ越してきた遠野貴樹。

こうして隣を歩き、話をしながらも彼方に感じられる、いちばん身近で遠い憧れ。
鼓動が重くも早まるから、口調は早くも軽くなる。視線が合わせられない分、視点はいつも彼のほうを向いている。

ずっと続けてきたサーフィンで思い通りボードに立てたなら、そのときは胸のうちを伝えたい。

乗りこなしたい波。乗り越えたい今。少しずつ涼しさを増しながら、島の夏が過ぎていく……。



・秒速5センチメートル

遠野貴樹は高みを目指そうとしていたが、それが何の衝動に駆られてなのかは分からなかった。大人になった自らの自問自答を通じて、魂の彷徨を経験する貴樹だが……。




■感想

主人公、遠野貴樹を軸にして描かれる3つの短編で、それぞれの時代の切なさ・空虚さが感じられました。


    • 桜花抄        →中学生時代の恋の切なさ

    • コスモナウト       →高校生時代の恋の切なさ

  • 秒速5センチメートル   →社会人の空虚さ


-秒速5センチメートルは桜の花びらの落ちる速度-

という表現にも表れているように、非常に詩的で切ない物語でした。


ここまでの新海監督の作品と異なり、SF要素はなく、リアルな世界を描いています。


切ない、美しい物語が好きな方に特におすすめ。



■予告動画





『星を追う子ども』の紹介・ネタバレあり感想


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■あらすじ

山間で育った少女アスナは、母と2人暮らし。

ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄を耳にしたアスナは、その曲が忘れられなくなる。

そんな時、彼女は“アガルタ”と呼ばれる地下世界から来た少年シュンに出会う。

心を通わせる2人。
シュンはこの世界の素晴らしさを知るが、アスナの前から突然姿を消してしまう。

もう一度シュンに会いたいと願うアスナ。

その目の前に、シュンと瓜二つの少年シンが現れる。そして、もう1人。
若い頃に亡くなった妻との再会を切望し、アガルタを探すアスナの学校の教師モリサキも2人の前に姿を見せる。

彼らの前に開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る……。



■感想

新海監督の他の作品と異なり、ファンタジー色の強い作品でした。

印象としては、新海監督の作ったジブリ映画。


ただ、この作品のテーマは『愛した人の死』という非常に重い物が

据えられているのではないかと感じます。


登場人物達はそれぞれ、失ったことに耐えられない人を喪失しており、

それゆえにアガルタを目指しました。

・アスナとシン→シュン

・モリサキ→妻


そしてアガルタでそれぞれがそれぞれの想い人を想い、『愛した人の死』と向き合っていきます。

個人的にはモリサキと妻のシーンが一番の感動。


愛する人を失うことはつらい。ただ、どんなにもつらいことで向き合い、乗り越えていかねばならない。

そんな『乗り越えていく』ことが描かれた作品です。


■予告動画




『言の葉の庭』の紹介・ネタバレあり感想


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■あらすじ

高校1年生のタカオは靴職人を目指しており、アルバイトもする一方、こつこつと自分で靴を作っていた。

雨の朝は学校をさぼって日本庭園で靴のスケッチを描きデザインを考えている。

ある雨の日庭園で、チョコを食べながら一人缶ビールを飲む謎めいた女性と出会う。
女性は、ユキノといった。

その日から、約束はしていないものの雨の日の午前中に会うようになっていく二人。
ユキノが自分の居場所を見失っていることを知り、タカオは彼女が歩きたくなるような靴を作りたいと思う。

揺れ動く二人の心模様をよそに、梅雨はもうじき明けようとしていた……。



■感想

秒速5cmに通じる詩的な表現の映画です。

そして全編を通じ、雨のシーンが続くのですが、その雨が作品全体の

しとやかな雰囲気と非常にマッチしています。


雨のしとしととともに、物語が進むにつれ近づいていく二人の心が

観ているこちらの心にも染みこんできました。


そして最後。

「"愛"よりも昔、"孤悲(こい)"のものがたり。」というキャッチコピーから

推測されるように、最終的に二人は別れることになります。


ただ、だからといって一概にバッドエンドというわけでもなく。

切ない"孤悲(こい)"のものがたり。よかったです。



■予告動画



まとめ&新海監督作品を無料で観る方法の紹介


各作品は、それぞれ次のかたにおすすめです。

    • ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』
      →SF的な設定が好きで、多少設定がややこしくてもOKなかた


    • 『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』
      →動きが多少ゆっくりでも、切ない恋物語と揺れ動く心を描いた詩的な表現・映像が好きな方。


  • 『星を追う子ども』
    →ファンタジーで新海監督の世界観を堪能したい方


個人的には『言の葉の庭』が一番おすすめです。

新海監督の作品は取っつきにくい物もありますが、『言の葉の庭』は『君の名は。』の次に取っつきやすく、

色々なかたが楽しめる作品かな、と思います。


私も利用しているdTVなら、1ヶ月無料で新海監督の全作品が観れますので

ぜひ一度観てみてください。


※dTVはドコモのサービスですが、ドコモ以外のかたでも利用可能です。

私はお試し使ってみて、ほかの動画も見たくなったので継続利用していますが、

 一応、解約したくなった時のために解約方法も乗せときます。


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新海監督の『君の名は。』以外の作品にも興味をお持ちいただけましたら、

ぜひ一度他の作品も観てみてください♪

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